昨年急逝した森コーチの命日「絶対に勝ちたかった」
昨年急逝した森慎二投手コーチの命日となった28日、埼玉西武はオリックスに14-11で勝利。「絶対に勝ちたかった」と辻監督が語った試合は、前夜とは打って変わっての乱打戦となった。
「いいピッチングをして、森コーチへ勝利を届けたい」と前日に語っていた埼玉西武先発・多和田。その思いが気負いとなったのか、初回は1番・大城にデッドボールを与えると、連日一発を浴びている3番・ロメロに先制タイムリーを許してしまう。
捕手の森が試合後に「本調子の時のストレートではなかったので、普段なら打ちとれているボールでもヒットにされたりしていた」と振り返ったように、多和田はこの日、6回117球を投げて6安打5失点と乱調。味方打線の大量援護で、5試合ぶりの8勝目こそ上げたもの「すべてが良くなかった。次は修正して投球したい」と、自身の投球内容...