【試合戦評】ウルフ投手が移籍後負け無しの8連勝。埼玉西武がハイペースで繰り広げられた投手戦を制す。

2017.4.30(日) 00:00 パ・リーグ インサイト

6回戦を迎えた今日の埼玉西武と千葉ロッテの一戦。ここまでの対戦成績は2勝2敗1分と両者一歩も譲らない試合が繰り広げられてきた。昨日の試合を制し、5試合ぶりのカード勝ち越しを狙いたい千葉ロッテの先発は、前回登板で今季初勝利を挙げた唐川投手。対する埼玉西武は、本拠地での負け越しは何としてでも避けたいところ。先発マウンドには、埼玉西武移籍後は7連勝中と勢いに乗る好調のウルフ投手が上がり、ハイペースで進む試合が始まった。
試合序盤、両先発がそれぞれの持ち味を存分に発揮し、リズム良く打たせて取る投球で1回、2回と得点圏へ走者の進塁を許すことなく無失点。ともに順調な滑り出しで立ち上がりを終える。
0対0のまま迎えた3回裏に突如試合が動く。2死から打席には1番・秋山選手。千葉ロッテ・唐川投手の甘く入ったスライダーを振り抜き、右中間席上段へ今季第5号となる先制弾を放つ。その後も埼玉西武は打線がつながり、源田選手、浅村選手が安打で出塁し、2死1,3塁。続く4番・中村選手が中前適時打を放ち1点を追加。埼玉西武が2対0と先制...

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