2014年以来9年ぶりとなる、最多安打のタイトル獲得の可能性も十分だ
福岡ソフトバンクの中村晃選手が、交流戦終了時点でリーグトップの69安打を放ち、打率.289と好成績を残している。2014年に最多安打のタイトルを獲得した経験を持つ中村晃選手にとって、今季は実に9年ぶりとなる打撃タイトル獲得のチャンスとなっている。
今回は、中村晃選手の球歴に加えて、セイバーメトリクスで用いられる各種の指標や、コース別・球種別の打率といったデータを紹介。それらの具体的な数字をもとに、チームの黄金期を支えた巧打者が、鮮やかな復活を果たしつつある理由に迫っていきたい(記録は6月21日の試合終了時点)。
プロ6年目に主力の座をつかみ、巧打者としてチームの黄金期を支えてきた
中村晃選手がこれまで記録してきた、年度別成績は下記の通り。