埼玉西武との3連戦では30失点を喫し、カードを跨いで8連敗中の北海道日本ハム。北九州で行われる今日の先発マウンドには高梨投手を送る。対する福岡ソフトバンクの先発は、2試合連続で2桁奪三振をマークしている千賀投手。投打がかみ合わず、本領を発揮できているとは言い難い両チーム。カード頭をものにして、何とか復調のきっかけをつかみたい。
初回、両投手は走者こそ出すものの無失点。ともに決め球のフォークが冴えわたり、2回も三振を奪うなど得点を与えず、順調な立ち上がりを披露する。
試合が動いたのは3回表。先頭の大野選手が安打を放ち、9番・中島卓選手が犠打を決めると、続く西川選手が四球を選んで1死1,2塁に。ここで2番・松本選手が、プロ初アーチとなる左翼席への3ラン。「どんな形でもいいので、得点につなげたいと思っていました。会心の当たりでしたけど、行くとは思いませんでしたね。うれしいです」と語った松本選手の一振りで3得点を挙げ、北海道日本ハムが先制...