各球団の歴史の中で、チームを構成する選手は替わっていく。しかし、00〜99の背番号は、選手から選手へと受け継がれてきた。全ての球団、全ての背番号には、それぞれの物語がある。
今回は、2022年のドラフトで入団した選手たちの背番号の歴史を一気に紹介。今季のルーキー選手たちは、これまでにその番号を背負った選手に追い付き、追い越すようなプレーを見せることができるだろうか。
オリックス
曽谷龍平投手の背番号「17」は、山崎福也投手が入団から3年間使用していた番号で、昨季までは増井浩俊氏が背負っていた。さらに時代をさかのぼると、プロ野球史上7位、アンダースローで284勝を挙げた山田久志氏や、メジャーリーグでも活躍した長谷川滋利氏も身に着けた番号だ。
内藤鵬選手は、西村凌選手が5年間使用した「25」を着ける。2011年〜2021年の11年間オリックスでコーチを務めた佐竹学氏(現東北楽天・一軍野手総合兼外野守備走塁コーチ)の現役時の背番号であるほか、山田久志氏も2年目ま...