2022年4月10日の完全試合をはじめ、幾度となく快投を披露した
千葉ロッテの佐々木朗希投手にとって、2022年はプロ3年目のシーズンだった。4月10日にNPB史上16人目、28年ぶりとなる完全試合の達成をはじめ、幾度となく圧巻の投球を披露。その一方で、夏場以降に苦しむ場面がみられるなど、少なからず課題も見えた1年となった。
今回は、佐々木朗投手が2022年に記録した具体的なデータをもとに、その投球の凄みと、いくつかの課題について見ていきたい。
圧倒的な奪三振率だけではなく、投手としての総合能力が極めて高い
まずは、佐々木朗投手が記録してきた年度別成績と、各種の指標を確認しよう。