「令和の怪物」佐々木朗希ら先発陣が奮闘。離脱相次ぐ中で台頭した中継ぎも【千葉ロッテ2022シーズンレビュー:投手編】

2022.12.26(月) 17:00 パ・リーグ インサイト
MARINES Season Review 2022(C)PLM

 昨季はチーム51年ぶりとなる優勝マジックが点灯するも、惜しくも優勝を逃した千葉ロッテ。「頂点を、つかむ。」のチームスローガンを掲げて臨んだ今季だったが、スタートダッシュに失敗した。一時は盛り返したものの、夏場以降は再び失速。最終的には、3年ぶりのBクラス転落となる5位に終わった。
 本記事では投手編、野手編に分け、千葉ロッテの2022シーズンを振り返っていく。

本領を発揮した「令和の怪物」

 千葉ロッテを語る上で欠かせない存在といえば、やはり佐々木朗希投手。今季は開幕ローテーション入りすると、初登板で自己最速となる164km/hを計測するなど、シーズン序盤から自慢の速球を武器に奪三振を量産。
 4月10日には、令和初となる完全試合の快挙を13者連続奪三振、日本記録タイの19奪三振とともに達成し、プロ野球界を沸かせた。その後も高卒ドラ1ルーキー・松川虎生選手とのバッテリーを中心に安定感のある投球でシーズンを投げ抜き、最終的に20試合の登板で9勝4敗、防御率2.02の好成...

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