中盤戦以降に状態を上げ、各種の数字で自己ベストの成績を記録
千葉ロッテの安田尚憲選手が、プロ5年目となる2022年のシーズンを終えた。打率、本塁打、出塁率、OPSといった各種の数字において、いずれも自己ベストの成績を記録。とりわけ終盤戦に見せた打棒は目覚ましく、来季以降のさらなる飛躍にも期待を持たせている。
今季の安田選手は中盤戦以降に大きく状態を上げたが、具体的にはどのような部分が向上したのだろうか。今回は、安田選手のこれまでの経歴に加えて、「今季の月別打率」「年度別の指標」「球種別打率」「コース別打率」の4部門を紐解き、その“成長”ぶりについてより深く掘り下げていきたい。
21歳の若さで一軍の4番を務め、年々打撃成績が上昇
安田選手がこれまで記録してきた、年度別成績は下記の通り。