6月7日から6月12日の間、「パーソル パ・リーグTV」ではイースタン・リーグ7試合を配信した。「ウィークリーファーム」では、この1週間に配信された試合から、注目シーンをピックアップしてお届けする。
イースタン・リーグ
6月7日に行われた横浜DeNA戦では、北海道日本ハム・佐藤龍世選手の勝負強さが光った。3対3の同点で迎えた9回裏、2死1、2塁から2球目をセンター前へはじき返すと、二塁走者・宮田輝星選手が一気に生還。ここぞの場面で一打が生まれ、チームをサヨナラ勝利に導いた。激しい内野手争いに割って入るべく、打撃にさらなる磨きをかける。
東北楽天のドラフト1位ルーキー・吉野創士選手は守備で魅せた。8日の東京ヤクルト戦、3回表2死2塁の場面で、センター前へ落ちるかという打球をスライディングキャッチ。軽快な動きを見せ、追加点を許さなかった。
11日の埼玉西武対東京ヤクルトからは、高木渉選手の活躍を取り上げたい。第1打席で5号3ランを放つと、続く第2打席ではリードを5点に広げる適時打をマーク。これで8試合連続安打、打率は.308となった。試合後のインタビューで「二軍でしっかり結果を出して、また一軍に呼ばれるように頑張りたい」と語った高木選手に期待だ。