5月25日、オリックスと千葉ロッテのカード初戦は、ほっともっと神戸で行われた。オリックスの先発は今季初先発となる松葉投手。2014年には8勝、2016年には7勝を挙げながら、今季は1試合のみの登板で防御率13.50と苦しむ左腕。信頼を取り戻し、先発ローテーションの奪取のため、今回は大事な登板となる。
対する千葉ロッテの先発は涌井投手。昨夜の北海道日本ハム戦では、土壇場で驚異的な粘りを見せた末、延長12回裏に劇的サヨナラ勝利を飾った千葉ロッテ。熱戦を制した勢いそのまま、幕張のエースは好投を見せることができるか。
試合は初回から動いた。1回表、千葉ロッテの1番・荻野貴選手が安打で出塁し、犠打で1死2塁のチャンスを作ると、3番・中村選手が松葉投手の初球をさばいて適時二塁打。わずか8球で、千葉ロッテが先制...