「楽天スーパーナイター」として東京ドームで行われている楽天とオリックスの一戦。今カード2連敗を喫している楽天は、岸投手に挽回のマウンドを託す。ここまで3勝1敗、防御率1.76と抜群の安定感を見せているだけに、満員の東京ドームで勝利を飾りたい。対するオリックスもエース・西投手をマウンドに送る。今日は両投手の投球がどのような結果を呼びこむか、注目だ。
岸投手は、伸びのある直球とチェンジアップ、カーブを中心に、4回までオリックス打線を1安打に抑える好投を見せる。対する西投手も、抜群のコントロールで厳しいコースを攻め、楽天打線に的を絞らせない。前半戦は両エースの好投が光り、スコアボードに0が並んだ。
息の詰まるような投手戦の均衡が破られたのは5回裏だった。1死から6番・内田選手が四球を選ぶと、7番・岡島選手の打席でスタートを切る。ここで岡島選手に左中間を破る適時二塁打が生まれ、内田選手は一気に本塁まで生還。1点を先制すると、2死から田中選手にも適時打が飛び出しさらに1点を追加。リードを2対0の2...