開幕から好調なチームと、不振に陥っているチームは存在するが
ついに2022年シーズンが開幕し、各チームのファンにとっては、1試合ごとに一喜一憂する日々が始まった。とりわけ、開幕直後に思うような結果を残せなかったチームのファンにとっては、今後の戦いぶりに向けた不安が多少なりとも募っているかもしれない。
しかし、143試合を戦い抜くプロ野球のシーズンは長いもの。全日程が終了したころには、序盤戦の勝敗については忘却の彼方、ということも決して少なくはないだろう。
そこで、今回は2021年に熾烈な優勝争いを演じたオリックスと千葉ロッテが、同年の開幕直後にどのような成績を残していたのかを振り返る。サンプルとしては格好の材料である直近のシーズンの例を通じて、開幕ダッシュとシーズン成績の相関性の一端を見ていきたい。
悲願の優勝を果たしたものの、開幕から絶好調というわけではなかった
まずは、昨季のパ・リーグで優勝を果たしたオリックスが、同年3月に残した成績を見ていこう。