先発・石川の緊急降板を救ったのは今季初登板の尾形、田浦、板東の3人
■福岡ソフトバンク 6ー3 オリックス(5日・PayPayドーム)
福岡ソフトバンクは5日、本拠地・PayPayドームで行われたオリックス戦に6-3で逆転勝ちし、開幕8連勝を飾った。先発の石川柊太投手が1回で緊急降板するアクシデントに見舞われながらも、打線が試合をひっくり返すと、鉄壁のリリーフ陣がリードを守り抜いた。スクランブル登板となった尾形崇斗投手、3番手の田浦文丸投手、4番手の板東湧梧投手の“今季初登板トリオ”が勝利への道筋を描いた。
アクシデントにも動じない“強さ”が今の福岡ソフトバンクにはある。先発の石川は初回いきなり先制点を失い、なおも2死満塁のピンチで足首に異変を訴えて、ベンチへと下がった。治療を終えて続投したものの、押し出し四球で2点目を献上。このイニングはなんとか投げ切ったが、大事をとって1回2失点、27球で緊急降...