【試合戦評】投手7人による圧巻の完封リレー。北海道日本ハムが巨人打線を2安打に抑え込み前日の借りを返す

2017.3.5(日) 00:00 パ・リーグ インサイト

3月5日、北海道日本ハム対巨人のオープン戦2戦目。北海道日本ハムの先発は、6年目の上沢投手。2014年に8勝を挙げてさらなる飛躍を期待されながら、昨シーズンは怪我の影響で一軍登板は一度も叶わなかった。しかし今季は、キャンプ中の練習試合などでも、長いブランクを感じさせない好投を披露し、完全復活に向けて順調な調整ぶりをアピールしている。
上沢投手は初回、2番・重信選手に出塁と盗塁を許すものの、3番・マギー選手と4番・阿部選手から三振を奪い、無失点で切り抜ける。2回表も、7番・ギャレット選手を1球で仕留めるなどして、3者凡退。3回表は、先頭の宇佐美選手に安打を放たれるが、次の辻選手をダブルプレーで打ち取り、結果的に3人で巨人の攻撃を終わらせ、終始テンポのいい投球で、3イニングスをあっさりと締めた。
しかし、巨人の先発のマイコラス投手も、3回まで1人のランナーも出さない圧巻の投球。先発の役割を務め上げた上沢投手は、当初の予定通り2番手の武田久投手にマウンドを託し、打線の...

続きを読む

関連チーム記事/TEAM