2017 ワールド・ベースボール・クラシック(以下WBC)の開催まで1週間を切り、ヤフオクドームでは2月28日と3月1日の2日間に渡って侍ジャパン対CPBL選抜との壮行試合が行われた。
まずは2月28日の初戦。本番まであとわずかということもあり、形だけでなく勝ちにもこだわりたい両者。結果的に、CPBL選抜が“打ち勝つ”野球で勝利した。そんな中でも目立つ活躍を見せたのが、元・福岡ソフトバンクの陽耀勲選手だ。
1番・右翼手として先発出場した陽選手。初回に幸先良く右安を放つと、3回に回ってきた第2打席でも安打を放つ。さらに、8回の第5打席では中安を放ち、全て単打ながらも1番打者としての役割を十分に果たした。福岡ソフトバンク在籍時は投手として活躍したが、ケガの影響もあり、ラミゴに入団後は外野手に転向。転向後わずか2年でここまでの活躍を見せるまでに成長した。今季もチームに貢献する活躍が見られるこ...