「2年目のジンクス」は本当なのか 過去10年の新人王、翌年の成績を検証【パ編】

2022.1.13(木) 21:00 Full-Count
オリックス・宮城大弥※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

1年目15勝の則本昂は2年目に最多奪三振のタイトルを獲得

 プロ野球界でよく言われる「2年目のジンクス」。実績のない若手選手が、大ブレークした翌年に不振に陥ることを指し、その理由としては相手から徹底研究されることや前年からの疲労の蓄積などが挙げられる。昨年の球界は高卒2年目のオリックス宮城大弥投手が13勝を挙げて新人王、10勝をマークした北海道日本ハムのルーキー・伊藤大海投手が新人特別賞を受賞するなど多くの若手が台頭したが、2022年シーズンはどうだろうか。ここでは過去10年のパ・リーグ新人王の翌シーズンの成績を振り返る。
○2011年:牧田和久(埼玉西武)
55試5勝7敗22S1H、防2.61→27試13勝9敗、防2.43
 ルーキーイヤーは途中から救援に回って22セーブをマーク。2年目は先発に専念してチーム最多の13...

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