2月20日に始まったオープン戦が、今月21日に終了。プロ野球公式戦開幕を3日後の25日に控え、徐々に「開幕ムード」も高まってきた。このそわそわした妙な空気感は、プロ野球ファンの方々にとっては春の風物詩と言えるだろう。
パ・リーグでは今年、三連覇を目指す福岡ソフトバンクの再びの独走となるか、あるいはそれ以外のチームは福岡ソフトバンクの「王朝」到来に待ったをかけ、再び「混パ」の展開とできるか。既存選手の期待通りの活躍はもちろんだが、行方を占うカギとなるのは、やはり新加入、あるいは新たな戦力となる選手たちだ。今回は「パ」に大きな刺激と、ファンに興奮を与えてくれるであろう選手たちを、動画とともに紹介していきたい。
千葉ロッテ
5年に一度の「ゴールデンイヤー」として盛り上がるも、福岡ソフトバンクの高い壁に屈した千葉ロッテ。今年はクルーズ、今江敏晃の移籍により、内野の定位置をめぐる争いが激化している。
キャンプ中から注目の的となった平沢大河は、1988年の立浪和義氏(元中日)以来となる高卒内野手スタメンかと期待も高まったが、二軍で実戦を積むこととなった。しかし高校時代から絶賛される打撃センスは特筆すべきもの。課題をしっかりと克服し、チームに新たな風を呼び込みた...