笑顔が弾けた。石垣島キャンプ最初の休日となった2月6日。石垣市内の高齢者介護施設に井口資仁内野手の姿があった。同僚の福浦和也内野手、大塚明二軍外野守備・走塁コーチを連れ添って、高齢者の方々に笑顔を届けた。
「皆さん、すごいエネルギッシュだったよ。ビックリした。元気になってもらおうと思って訪問をさせていただいたけど、逆にパワーを頂いた。楽しかった」
束の間のオフを施設内で楽しんだ大ベテランは、目を丸くさせて笑った。キャンプ2日目の2月2日は若手選手たちに声をかけて、毎年恒例となっている石垣市内の児童養護施設を訪問した。昨年12月には地震で大きな被害を受けた熊本県宇土市を表敬訪問。インターネットを通じて集めた募金と自身からの義援金を合わせて1000万円を寄付し、野球教室も催した。今年も様々な形で積極的に慈善活動を...