高卒即プロ入りも「考えたかも…」 斎藤佑樹が思い描いていた高校野球変革プラン

2021.10.2(土) 06:50 Full-Count
北海道日本ハム・斎藤佑樹※写真提供:Full-Count(写真:田口有史)

高校野球を「もっと楽しい方向に持っていきたい」

 北海道日本ハムは1日、斎藤佑樹投手が今季限りで現役引退すると発表した。球団を通じて、「今シーズン限りでの引退を決断いたしました。ご期待に沿うような成績を残すことができませんでしたが、最後まで応援してくださったファンの方々、本当にありがとうございました。約11年間、北海道日本ハムファイターズで最高の仲間とプレーすることができて幸せでした」とコメントした。
 早実高、早大とアマチュア球界のエリート街道を突っ走ってきたが、プロでは右肘など度重なる故障に苦しんだ。早実3年夏の甲子園では連投に次ぐ連投で全国制覇。「アマチュア時代に投げすぎたから」「高校から即プロに行っておけば」との“たられば”意見もあるが、もっとも斎藤佑本人は建設的だった。高校野球の変革プランを挙げたことをハッキリ覚えている。
「僕らが甲子園や高校野球のことを聞かれると、球数問題とか日程とか……。僕らの印象は、そういう印象になってしまっている。何かもっと楽しい方向に持っていきたいですよね。例えば、甲子園で投げる投手のトラックマンの数字やデータを開示してもいいんじゃないか...

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