千葉ロッテは効率的、鷹は”あと1本”が出ない? データで見るパ・リーグ6球団の「勝負強さ」は

2021.9.22(水) 12:10 Full-Count
福岡ソフトバンク・工藤公康監督(左)と千葉ロッテ・井口資仁監督※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

チーム打率がリーグ3位ながら、得点数トップの千葉ロッテの「WPA」は…

 ペナントレースも佳境を迎えている2021年のプロ野球。セ・リーグは阪神が首位に立ち、東京ヤクルトと巨人が追う構図となり、パ・リーグは千葉ロッテが首位、オリックス、楽天、福岡ソフトバンクが追いかける形で、残り試合数も30試合ほどとなっている。
 今季ここまで110試合前後を消化してきた12球団。では、果たして、ここまで各チームの打線はどれだけ勝負強く、重要な場面で得点を生み出してきたのだろうか。
 セイバーメトリクスの指標には、各選手がどれだけ勝利期待値を増減させたかを示す「WPA」というものがある。これはプレーした状況を考慮し、同じヒット、同じタイムリーでも勝敗の分かれ目となる重要な場面での一打がより評価される指標。これを見ると、どのチームが、より勝負どころで一打が出ていたかを読み解くこ...

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