51年ぶり9月に単独首位浮上の千葉ロッテ 井口監督が自ら語る若手育成と優勝の鍵とは?

2021.9.6(月) 11:16 Full-Count 佐藤直子
千葉ロッテ・井口資仁監督※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

千葉ロッテ井口監督のリアルな声を届ける連載

 レギュラーシーズンは残すところ1か月あまりとなったプロ野球。6日現在、首位から4位までが4ゲーム差にひしめくパ・リーグでは、毎日手に汗握る攻防が繰り広げられている。そんな中、井口資仁監督率いる千葉ロッテは後半戦絶好調で、5日の北海道日本ハム戦を2-1で制し、ついに単独首位に浮上。100試合以上を消化しての単独首位は、前後期制期間(1973~82年)を除くと1970年以来の出来事で、目指す1974年以来となるリーグ1位が見えてきた。
 東京五輪閉幕後にスタートした後半戦は、最初のオリックス3連戦こそ負け越したものの、その後は順調に白星を重ね、8月を9勝4敗2分けで終えた。荻野貴司、中村奨吾、マーティン、レアードを中心とする打線は変わらず好調で、藤原恭大、安田尚憲、山口航輝ら若手も奮起。先発にやや疲れが見える投手陣は中継ぎが大車輪の活躍で、特に佐々木千隼は8月だけで3勝をマーク。シーズン途中に補強した国吉佑樹、ロメロ、加藤匠馬らも期待通りの働きでチームを盛り上げる。
 残り41試合。目指す優勝に向けて就任4年目の指揮官は、どんな青写真を描いているのだろうか。連載シリーズ第7回は、シーズン最終盤の戦い方、選手起用のタイミングについて、井口監督の言葉で語ってもらった。【取材・構成 /...

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