2021年9月4日、埼玉西武の栗山巧選手がプロ野球史上54人目となる通算2000安打を達成。楽天生命パーク宮城で行われた楽天との第17回戦、9回表に節目の一本となる左安打を放った。2001年ドラフト4巡目で育英高から入団し、ライオンズ一筋20年の栗山選手。埼玉西武では生え抜き選手で初めてとなる2000安打到達となった。
「巧」なバッティングで積み上げた2000安打 印象的なヒットを動画で振り返る
栗山選手が初安打を記録したのはプロ3年目。2004年9月24日、大阪ドームで行われた大阪近鉄戦に「9番・左翼手」でプロ初先発初出場を果たすと、7回表の第3打席に小池秀郎投手からライトへプロ初安打を打った。
翌2005年にレギュラーに定着し、2008年には167安打で最多安打のタイトルを獲得。広角に打ち分けるバッティングでコツコツと安打を積み重ね、2013年4月16日オリックス戦で1000安打、2016年6月19日東京ヤクルト戦で1500安打を放った。
ライオンズ・栗山 1500安打達成セレモニー 2016/6/25 L-M
2020年7月26日千葉ロッテ戦で史上45人目となる通算350二塁打を記録したように、二塁打の多さは栗山選手の特徴。バットコントロールの良さ、さらには常に先の塁を狙う走塁意識の高さがうかがえ、これぞ巧みな打撃術...
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