異例の1年を経て、今季はプロ初登板、初勝利も経験
“令和の怪物”が、大きな一歩を踏み出した。実戦登板なしに終わった1年目を経て、迎えた2年目。千葉ロッテ・佐々木朗希投手はついにベールを脱ぎ、1軍のマウンドへ登った。プロ初勝利も経験したシーズン前半戦。常に視線を浴びる19歳は、何を感じたのか――。【上野明洸】
ルーキーイヤーは2軍登録ながら、シーズンを通して1軍にいる“異例”の措置。いくら160キロを投げる力を持っていても、その負荷に耐えられる体がなければ故障に繋がる。首脳陣と話し合い、じっくりと体を作ることに専念した。
「今年に向けてしっかりできる準備はできたかなと思います。いろんなことを経験できましたし、いろんなことを試して、自分がここまでやってきたことが間違っていなかったことも再確認できたり、正しい知識も増えたり、良かったかな...