8月8日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と阪神の「2021プロ野球エキシビションマッチ」は、3対0で楽天が勝利した。
楽天の先発は涌井秀章投手。初回を3者凡退で抑える上々の立ち上がりを見せると、その後も要所を締めるピッチングで阪神打線に先制を許さない。しかし楽天打線も、早めの継投を見せる阪神投手陣の前に好機を作ることができず。序盤は両軍ともにスコアボードに0を刻む。
試合が動いたのは5回裏、先頭の岡島豪郎選手が二塁打で出塁し、楽天はこの試合初めて得点圏に走者を置く。この好機にディクソン選手が「いつもワクイさんにはお世話になっているから先制できて良かった」と、中前適時打を放ち先制。さらに山崎剛選手、炭谷銀仁朗選手の連打で1点を追加すると、辰己涼介選手も犠飛で確実に得点を積み重ね、3対0とリー...