突然ですが、皆さんはマウンドからバッターボックスの間は何メートルあるかご存じでしょうか?テレビ中継や現地観戦で見慣れているものの、何メートルかは分からない。そんな方も多いと思います。答えは18.44メートル。とはいっても野球経験がないと、その距離感がいまいちピンと来ないもの。以前は球場で実際にグラウンドに降りられるイベントもありましたが、今のご時世そうはいきません。そこで、野球にまつわる数字を街なかのもので例えてみました。
野球の肝となる18.44メートル よく乗る鉄道の長さを調べてみて
冒頭でも言ったように、マウンドからバッターボックスの間の距離は18.44メートル。長さがピッタリ! とはいきませんが、皆さんが通学や通勤でよく使うであろう電車の長さはそれに近いものが多くあります。東京メトロ丸の内線は1両18メートル、札幌市営地下鉄南北線の5000系は1両18.4メートルとマウンドからバッターボックスの距離とほぼ同じ長さ。電車に乗る機会があれば、周りの迷惑にならない範囲で車両の端に立ってその距離を体感してみるのもいいかもしれません。電車の乗り遅れには注意しましょう。
短そうで意外と長い!?ベース間の距離は〇〇とほぼ一緒
選手が駆け回るベース間の距離はそれぞれ27.431メートルとなっており、ダイヤモンドは正方形をしています。またまた比較が鉄道になってしまいますが、JR東海N700Sの新幹線先頭車両が27.350メートルとほぼ同じ長さです。また、オシャレなお店や百貨店が立ち並ぶ東京・銀座通りの道幅は約27メートル。銀ブラの際には要チェックです。
周東佑京選手は時速〇〇kmのスピードで走る?
パ・リーグで俊足といえば数々の選手の名前が挙げられますが、その中でも特に異彩を放っているのが福岡ソフトバンク・周東佑京選手。連続試合盗塁の世界記録を持っている周東選手は50メートル5.7秒の俊足を持っています。つまり、およそ秒速8.8メートル、時速に換算すると32km/h近くのスピードを出しており、原付スクーターよりも速いということです。東京ドームからZOZOマリンスタジアムまで(高速道路を使うと)約33kmなので、信号に引っかからずに周東選手が全力で走り続ければ1時間ちょっとで着いてしまう、そんな速さです。