セイバーメトリクスで見る、パ・リーグの2017年期待の選手たち

2017.1.19(木) 00:00 パ・リーグ インサイト 武山智史
北海道日本ハムファイターズ・岡大海選手(C)パーソル パ・リーグTV

二刀流・大谷翔平選手の活躍、リベンジに燃える福岡ソフトバンク、辻発彦新監督を迎え、復活を目指す埼玉西武…。2017年もパ・リーグの見どころは尽きない。そんな中、昨年は出場機会が少ない中で結果を残し、2017年に飛躍が期待される選手たちにスポットを当てる。
連覇を狙う北海道日本ハムで今季注目されるのは、FAで巨人へ移籍した陽岱鋼選手が抜けたセンターを誰が守るのか。その候補に挙げられるのがプロ4年目の岡大海選手だ。岡選手は昨年、41試合と15年の101試合を下回る出場機会に終わったが、打率.374と高い数字を残した。日本シリーズでは第1戦と第6戦で3番に、第4戦、第5戦は「1番・センター」で出場しチームの日本一に貢献した。
岡選手の昨年の成績をセイバーメトリクスで見てみると、OPS(長打率+出塁率)は.923。.900を超えると一流の打者と評され、同じチームの大谷選手のOPSは1.004だった。試合数が少なかったとはいえ、今シーズンの岡選手の活躍に期待が掛かる。現状、北海道日本ハムのセンターの候補は岡選手と巨人から交換トレードで移籍した大田泰示選手の一騎打ちが予想される。背番号は今季から31から18へと変わる岡選手のバッティン...

続きを読む

関連チーム記事/TEAM