7月11日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と埼玉西武の第12回戦は、9対3で楽天が勝利した。
先に試合を動かしたのは楽天。初回、先頭の山崎剛選手が三塁打で出塁すると、1死から浅村栄斗選手が適時打を放ち、先制に成功する。しかし先発の瀧中瞭太投手は3回表、山川穂高選手の二塁打を皮切りに、犠飛を浴び同点に追い付かれると、5回表には山川選手に12号2ランを浴び逆転を許し、この回で降板。5回4安打3失点の投球内容について「(山川選手の一発について)悔いが残ります」とコメントした。
しかし楽天打線が後半に粘りを見せる。6回裏、2回以降捉えられなかったニール投手から1死2、3塁として得点圏打率3割超えの岡島豪郎選手に打席を回すと、中越えの適時二塁打でまずは同点に。さらに7回裏には、代打のディクソン選手の二塁打から1死1、2塁と好機を拡大し、鈴木大地選手に勝ち越しの5号3ランが...