6月11日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と阪神の「日本生命セ・パ交流戦 2021」第1回戦は、2対3で楽天が惜敗した。
3カード連続勝ち越しと好調の楽天は初回、2死走者なしから相手のエラーで走者を置くと、4番・島内宏明選手が適時三塁打を放ち、1点を先制。さらに2回裏には「ストレートに振り負けず、コンパクトにスイングしようと意識した」と、茂木栄五郎選手の第10号ソロで追加点を挙げ、序盤から試合を優位に進める。
援護をもらった先発の涌井秀章投手は、序盤の3回を無安打に抑える上々の立ち上がり。しかし5回表に守備の乱れから2死3塁のピンチを招き、糸井嘉男選手の適時内野安打で1点差に迫られる。さらに6回表にはマルテ選手に12号2ランを浴び、...