楽天の柿澤貴裕選手と巨人の小山雄輝投手の交換トレードが成立し、12月4日、両球団から発表された。投手陣の補強を図りたい楽天と、パンチ力のある左の野手の獲得を目指していた巨人、両チームの思惑が一致した形である。
今回、パ・リーグの楽天からセ・リーグの巨人に移籍した柿澤選手は、2012年にドラフト6位で楽天に入団。一度は育成契約となるも、今年の7月に再び支配下選手への復帰を果たし、外野手から内野手への転向を試みていた。一軍の試合出場機会はなかったが、今季のイースタン・リーグでの打率は.286と結果を残し、チームメイトの中川選手らと首位打者争いを繰り広げた。まだ22歳と若く、伸びしろは十分。セ・リーグという新天地での活躍に期待したい。
対して、巨人から楽天に移籍した小山投手は28歳。2010年にドラフト4位で入団した右腕だ。そんな小山投手のプロ入り後の6年間の成績は以下の...