3月12日、神宮球場で行われた東京ヤクルトと福岡ソフトバンクのオープン戦は、8対8で引き分けとなった。両軍合わせて25安打16得点の乱打戦で、計5本のアーチが飛び出した。
福岡ソフトバンクの先発・石川柊太投手。5回までに2本の本塁打を浴びるなど4失点。5.2回9安打4四球7奪三振5失点と開幕投手に内定している中、少々課題の残る登板となった。
4点を追いかける福岡ソフトバンク打線は6回表、先頭の8番・上林誠知選手が2番手・原樹理投手の代わり端を捉え、オープン戦第2号ソロを放ち反撃の狼煙をあげる。さらに無死1、3塁の好機を作ると2番・今宮健太選手、4番・長谷川勇也選手に適時打が飛び出し、試合を一気に振り出しに戻した。続く5番・中村晃選手からは第1号2ランが飛び出し、この回一挙6得...