イレギュラーだらけのシーズンで最少記録も
2020年シーズンは開幕が延期され、日程は143試合から120試合に短縮された。試合の減少は、当然のことながら選手の個人成績に影響を及ぼす。例として、今季パ・リーグの最多勝は史上最少の11勝に終わり、55試合以上に登板した投手は1人もいなかった。
それでも、6連戦が続く過密日程の中、リリーフ投手たちの負担は決して軽くなかったはずだ。実際のところ彼らの登板ペースは、従来のシーズンであれば何試合分に相当するのか。各チームの主要なリリーフ投手の成績を、143試合に換算してみた。
※換算方法は各種成績×1.191。小数点以下の数字は小数点第1位を四捨五入して求めた。投球回は、小数点第1位が0と1の場合は繰り上げず、2~4は1/3回、5~7は2/3回とし、8以上は1の位を繰り上げている。