“古田2世”と呼ばれた捕手・米野智人が歩む第二の人生。なぜ自然食材のカフェを開いたのか?

2020.12.10(木) 17:10 Full-Count
東京ヤクルト、埼玉西武、北海道日本ハムでプレーした米野智人さん※写真提供:Full-Count(写真:新保友映)

東京ヤクルト、埼玉西武、北海道日本ハムで17年間プレーした米野智人さん

 東京・下北沢。店の扉をくぐると、よく光が差し込む開放的な空間が広がる。提供されるカレーやサンドウィッチ、スイーツは、無農薬や自然栽培の食材がふんだんに使われている。賑わう店内で、忙しく腕をふるうひとりの男性。その穏やかな表情からは、かつて極限の舞台で戦った面影はあまり感じられない。
 東京ヤクルトや埼玉西武、北海道日本ハムで17年間プレーした米野智人さん。2017年から『美味しく、楽しく、健康に』をコンセプトにしたカフェ「westside cafe」を営む。球史を代表する捕手・古田敦也氏の後継として、かつて“古田2世”と呼ばれた38歳が選んだ第2の人生とは――。店を訪ね、話を聞いた。
――野球選手をはじめスポーツ選手は、引退してからの第二の人生が難しい。米野さんの場合は、選手時代に興味を持った「食」が次の人生につながっ...

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