“温存”&控え起用で整った4戦全勝Vの下地 専門家が解説する鷹の強さとは

2020.11.24(火) 11:16 Full-Count
福岡ソフトバンク・工藤公康監督※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

昨季まで福岡ソフトバンクコーチ、現役時代には東京ヤクルトで日本一を経験した飯田哲也氏

 22日に京セラドームで行われた「SMBC日本シリーズ2020」第2戦は福岡ソフトバンクが13-2で巨人に大勝し、2連勝を飾った。ホークス打線が爆発し、甲斐、グラシアル、デスパイネが本塁打を放つなど、15安打を放っての圧勝。東京ヤクルト、楽天で計20年間プレーし、福岡ソフトバンクで19年まで5年間コーチを務めた飯田哲也氏は「普段通りの野球ができていて、ホークスの強さが目立つ試合だった」と振り返った。
「初回に3点を奪ったことで、巨人に対し、ホークスは強いなという印象を与えた。柳田、グラシアル、デスパイネ、中村晃と、打つべき人が皆、結果を残しているし、打ち出したら手をつけられなくなる」
 投手陣にとっても収穫のある試合だった。先発・石川が5回1/3、2失点。打線が大量点を奪ったことで、第1戦で出番のなかったリリーフ陣を起用することもできた。そして飯田氏は6回1死一、二塁の場面でリリーフを送った工藤監督の先発交代のタイミングについて...

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