ジャイアンツファンに知ってほしい 2020年の福岡ソフトバンクホークス、ここに自信あり

2020.11.21(土) 07:00 パ・リーグ インサイト
先発予定の千賀滉大投手(C)パーソル パ・リーグTV

 11月21日に開幕する「SMBC日本シリーズ2020」は、昨年に続き福岡ソフトバンクと巨人の顔合わせとなった。
 従来であればセ・パ交流戦にオールスターゲームといったセ・リーグファンがパ・リーグの旬な選手を知る機会があったが、異例の今シーズンはそれらが開催されず。そこで日本シリーズを待ちわびるジャイアンツファンに知ってもらいたい、今シーズンの福岡ソフトバンクの強さをご紹介しよう。

千賀滉大、石川柊太らエースだらけの先発陣

 まずは投手陣。開幕に出遅れながらも11勝(6敗)、149奪三振、防御率2.16でパ・リーグ投手タイトル三冠を獲得した千賀滉大投手は健在。強力メンバーのなかで今シーズン優勝の原動力となったのが石川柊太投手だ。
 開幕6連勝、プロ入り初完封を挙げるなどあざやかに復活。千賀投手と並ぶ11勝(3敗)で最多勝、さらに.786で勝率第一位投手賞も獲得した。石川投手の魅力は大きく曲がる通称「パワーカーブ」と、ストレートに似た軌道のスライダー。緩急自在に打者を惑わせるピッチングで今季はプロ入り最多の103奪三振を記録した。昨年の日本シリーズでは第3戦にリリーフで登板し、坂本勇人選手、丸佳浩選手、岡本和真選手をきっちり抑えた。今年は強力先発陣の一角としてマウン...

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