昨年も平石洋介前監督が就任1年目で退任しており2年連続の監督交代
楽天は12日、来季監督に石井一久GMが就任すると発表した。就任1年目だった三木肇監督は2軍監督に配置転換に。楽天は昨年も、平石洋介前監督(現福岡ソフトバンク打撃兼野手総合コーチ)がAクラスの3位に入りながら、1年で退任しており、2年続けての監督交代となる。
今季の楽天は、千葉ロッテから金銭トレードで加入した涌井が11勝を挙げて最多勝を獲得し、ドラフト1位ルーキーの小深田も打率.288、17盗塁をマークするなど、新戦力が活躍。チームも開幕ダッシュに成功し、当初は首位争いを繰り広げた。
だが、8月下旬からチーム状態は下降線をたどり、シーズン終盤の10月21日には昨季を下回る4位に転落。そのままシーズンを終え、クライマックスシリーズ出場も逃した。今季は120試合で55勝57敗8分、勝率.491。三木監督は昨年オフに複数年契約を結んでおり、来季続投か配置転換かが注目...