ほぼ2打席に1回、出塁する男。各種データに示される、近藤健介の圧倒的な「対応力」

2020.11.11(水) 11:00 パ・リーグ インサイト 望月遼太
《THE FEATURE PLAYER》F近藤『パ・リーグ屈指の神業バットコントロール』(C)パーソル パ・リーグTV

2年連続の最高出塁率を獲得

 2019年に自身初の打撃タイトルとなる最高出塁率を獲得した、北海道日本ハムの近藤健介選手。続く2020年も持ち前の卓越した選球眼は健在で、吉田正尚選手や柳田悠岐選手といったリーグを代表する強打者たちを抑え、.465で最高出塁率を獲得した。
 そして、近藤選手が持つ魅力はその優れた選球眼だけではない。2018年から3シーズン続けて打率.300を超える数字を残し、今季もリーグ3位となる打率.340を記録している事実にも示されているように、その打撃技術の高さもリーグ屈指だ。今季は得点圏での貴重な一打も多く、勝負強さも随所で発揮。主砲の中田翔選手が休養等で4番を外れた試合においては、代役として4番を務める機会もあった。
 打率や出塁率といった数字のみならず、セイバーメトリクス的な観点で用いられる各種の指標においても、近藤選手の打撃成績はおしなべて優れたものとなっている。今回は、そんな近藤選手の具体的な長所や特徴について、それらの指標をもとに分析。それに加えて、今季の近藤投手が得意としているコースや球種といった要素についても紹介し、安定した打撃を続けられている理由に対してデータの面から迫っていきたい。

これまで規定打席に到達したシーズンでは、全て打率.300以上の数字を記録

 まず、近藤選手がこれまで残してきた各シーズンの成績、および通算成績について見ていきたい。

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