10月17日、メットライフドームで行われた埼玉西武とオリックスの第23回戦は、4対1でオリックスが勝利。台湾デーと題されたこの試合は、台湾出身の先発・張奕投手が好投を見せ、チームの連敗を「4」で止めた。
序盤から両先発が走者を出しながらも、本塁を踏ませない投球でスコアボードに「0」が続いた今試合。均衡を破ったのは、今季育成から支配下登録を勝ち取り、一軍出場を続けるこの男の一発だった。
4回裏に1死1、2塁のピンチを切り抜けたオリックスは直後の5回表、この回先頭の大下誠一郎選手が、これまでチーム2安打に抑えられていた埼玉西武の先発・十亀剣投手からレフトスタンドへ2号ソロを放ち、先制...