敵地・マツダスタジアムでまさかの連敗を喫し、本拠地・札幌ドームに戻って迎える「SMBC日本シリーズ2016」の第3戦。流れをガラリと一変させて巻き返しを図りたい北海道日本ハムの先発は、チームの勝ち頭・有原投手。対する広島の先発は、今季限りでの現役引退を表明している黒田投手。年齢差18歳の両右腕による対決となった。
初回、先発・有原投手が3者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せると、その裏に1死から2番・近藤選手が安打で出塁。今日は3番・指名打者で出場の大谷選手が二塁打で続き、4番・中田選手が打席へ。中田選手は内角低めの変化球を打ち損じて遊ゴロとなるも、その間に3塁走者が生還。3戦目にしてようやく北海道日本ハムが先取点を奪う。
このまま試合を優位に進めていきたいところだったが、直後の2回表にエルドレッド選手に外角高めの変化球を捉えられ、3試合連続となる一発でリードを奪...