【試合戦評】主砲に一発が飛び出すも、最後まで流れを呼び込めず敵地での初戦を落とす

2016.10.22(土) 00:00 パ・リーグ インサイト

悲願のリーグ制覇を成し遂げ、2016 日本通運 クライマックスシリーズも順当に勝ち抜いた北海道日本ハムと広島。この大舞台では初顔合わせとなる両者による頂上決戦「SMBC日本シリーズ2016」の初戦の先発は北海道日本ハムが大谷選手、広島がジョンソン投手で幕を開けた。
初回、北海道日本ハムがジョンソン投手をいきなり攻め立てる。まずは先頭の西川選手が俊足を生かして内野安打を勝ち取ると、中島卓選手の犠打で二進。続く岡選手の安打で1死1,3塁の好機とし、中田選手、陽選手を迎える。しかし、ここはいずれも低めへのカーブにバットが空を切り、連続三振で抑え込まれてしまう。
その裏、大谷選手が自身初の日本シリーズのマウンドに上がり、簡単に2死を奪うが、3番・丸選手に安打を許し、球場の雰囲気がガラリと一変。広島ファンの大歓声が球場内に響き渡ると、大谷選手がやや動揺を見せたか、暴投で得点圏への進塁を許してしまう。しかし、ここでしっかりとギアを入れ替えて4番・松山選手と対峙し、低めの154キロの直球で空振り三振。無失点で...

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