埼玉西武ドラ4・川野涼多「もう一歩前で取れる」 イースタン無失策でも貫く“攻めの守備”

2020.8.24(月) 21:45 Full-Count
ドラフト4位ルーキーの埼玉西武・川野涼多※写真提供:Full-Count(写真提供:埼玉西武ライオンズ)

守備では攻めの守備、両打ちの打撃では初球打ちを心がけている

 九州学院高校から2019年のドラフト4位で埼玉西武に入団した川野涼多内野手。打撃では随所で非凡な才能を見せつけているスイッチヒッターだが、光るのがここまで無失策という守備力。日頃の練習を見ていてもどこまでも貪欲で向上心あふれる川野も期待の若獅子の1人だ。
 川野の理想は高い。数字を見れば失策0が光るが、来た打球は「もう一歩前で取れる」と感じることがあり、一歩目の足の出し方など現状に満足していない点がある。そして目指していくのは、自らの無失策記録を伸ばすことだけではない。飛びついてでも打球を取りに行く姿勢を持ち、投手を助ける“攻めの守備”を見せていくことだ。
 練習では「確認の繰り返し」。とにかく数をこなして、確実性を上げる日々だ。一方、打撃面では、プロのストレートに苦戦をしている。マシンで速い球に慣れても、大事なのは打席での感覚。気持ちの入った“抑えに来る球”に振り遅れることが多い...

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