8月23日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと楽天イーグルスの第12回戦は、11対0で北海道日本ハムが完封勝利。今カードの対戦成績を3勝2敗1分とし、カード勝ち越しを決めた。
序盤は北海道日本ハムの先発・バーヘイゲン投手と楽天の先発・福井優也投手による静かな投手戦が展開される。バーヘイゲン投手は速球とカーブの組み合わせを武器に楽天打線に的を絞らせず4回までに5奪三振。木田投手コーチにも「何も言うことはない立ち上がり」と言わしめる投球を見せた。対する楽天先発・福井投手も4回までわずか1安打に抑える好投を披露する。
均衡を破ったのは北海道日本ハム。6回裏、福井投手に対して2番・松本剛選手、3番・西川遥輝選手の連打などで2死2、3塁と好機を作ると、代わった楽天の2番手・J.T.シャギワ投手から5番・渡邉諒選手の適時内野安打で待望の先制点を奪取。続く6番・清宮幸太郎選手にも適時打が生まれ、この回2点のリ...