「指」から「投」。そして165キロ。二刀流・大谷翔平のすごさが凝縮された1日

2016.10.16(日) 00:00 パ・リーグ インサイト

どよめきが瞬く間に歓声に。球場内に「指名打者・大谷が、ピッチャー」とコールされた。
DHを解除しての守護神登板。そして、165キロ。今季ここまで、数々の常識を破ってきた大谷選手が、またひとつドラマを作り上げた。北海道日本ハムが16日、福岡ソフトバンクとの「2016 日本通運 クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージ第5戦に勝利し、4年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。
9回1死、松田選手を空振り三振に打ち取った後、吉村選手への初球だった。スコアボードに「165」キロの数字が灯った。札幌ドームのボルテージは最高潮へ。自身の最速164キロを更新する剛速球だった。吉村選手も三振で退けると、最後は本多選手を遊ゴロに仕留めた。本多選手にも2球、165キロを記録するなど、球場はお...

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