本職が捕手の1番打者… 同じ境遇の元東京ヤクルト飯田氏が語る鷹・栗原の可能性

2020.7.14(火) 10:32 Full-Count
福岡ソフトバンク・栗原陵矢※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

東京ヤクルトで黄金期を支えた飯田氏も捕手→外野手、1番打者として活躍

 開幕スタートダッシュには失敗した福岡ソフトバンクだが、またもや魅力あふれる若手が台頭している。プロ6年目・24歳の栗原陵矢捕手だ。右投左打の強打者で、14日現在、今季全21試合にスタメン出場し、最近は1番に定着。打率.273、4本塁打、16打点をマークし、両リーグを通じ最多の9二塁打を放っている。
 6月19日の開幕戦でいきなり延長10回サヨナラ打を放ち、「嬉しかったという一語に尽きます」と語った“持ってる男”。守備位置は一塁もしくは左翼だが、登録は「捕手」で、6月23日の埼玉西武戦では試合途中からマスクをかぶるシーンもあった。
 元東京ヤクルトの名外野手で、昨年まで5年間福岡ソフトバンクのコーチを務めた飯田哲也氏は「もともとバッティングは良かったのですが、捕手としては(甲斐)拓也の台頭で出場機会がなかった。今年からいろんなポジションを守るようになり、レギュラーの座を勝ち取りつつあります」...

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