誰よりもプロ野球の世界を知る。過去「3球団以上」に所属した選手たち

2020.7.9(木) 19:00 パ・リーグ インサイト
埼玉西武ライオンズ・松坂大輔投手(C)パーソル パ・リーグTV

 毎年大きな話題を呼ぶ選手の移籍に関するニュース。ただ、複数回にわたって移籍を経験する選手は意外と少ない。そこで今回は、3球団以上のユニフォームに袖を通してきた人にフォーカス。もちろん、戦力外通告などの辛い経験もあるが、そんな中でも多くの球団で必要とされてきた理由とは何か。その魅力に迫りたい。

埼玉西武ライオンズ

・松坂大輔投手
(西武ライオンズ−MLB−福岡ソフトバンク−中日−埼玉西武)
 今季からチームに新加入となった2選手は、いずれも複数のチームを渡り歩いてきた。まず、14年ぶりの古巣復帰となった松坂大輔投手だ。「平成の怪物」としての輝かしい実績よりも、ここでは「ベテラン」としての一面に焦点を当てる。日本復帰2球団目となった中日で6勝4敗(2018年)と復活しただけでなく、昨季は松坂投手の教えを受けた柳裕也投手が2桁勝利(11勝)を記録するなど成績以外での貢献も見せた。埼玉西武には今井達也投手や高橋光成投手など、自身と同じく甲子園を沸かせた若獅子が名を連ねる。本人が熱望する戦力としての貢献はもちろん、お手本としての姿にも期待できそうだ。
・森越祐人選手...

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