開幕投手は東浜「常に自分を磨こうとしている彼の姿を見て開幕投手に指名した」
6月19日に、ついに開幕を迎えるプロ野球。3年ぶりのリーグ優勝、4年連続の日本一を目指す福岡ソフトバンクは、東浜巨投手に開幕投手を託した。デスパイネ、グラシアルは不在、内川聖一も2軍スタートながら、アピールに成功した若い力と好調を維持するベテランがその穴を埋めていきそうだ。
工藤公康監督が開幕のマウンドを任せたのは東浜だ。「肘の手術からここまで努力して勝ち取った開幕投手。常に自分を磨こうとしている彼の姿を見て開幕投手に指名した。その思い、みんなの思いを背負って投げてほしいし、勝ってほしい」と指揮官は厚い信頼を寄せる。
春季キャンプから続けてきたアピールが実を結んだのが栗原陵矢捕手。本来は捕手だが、持ち前の打撃力を生かすために外野や一塁手にも挑戦し、工藤監督も「成長が著しい」と目を細める存在。指揮官は「僕自身はキャンプが始まるときもオープン戦に入るときも『結果を出してほしい。それで判断する』と言ってきたの。栗原君はたぶん明日(スタメンの)メンバーの中に入ると思います」と、初の開幕スタメンに起用すること...