リハビリを共にした松坂投手については「励みになるが立場が違う」
10日、福岡ソフトバンクの二保旭投手が北海道日本ハム戦の7回に登板。2015年10月1日以来、922日ぶりとなる1軍マウンドは、いきなり三塁打とヒットで1点を失うほろ苦い結果。続く打者に犠打を許して1死を取ったところで交代となった。チームは1-4で敗れた。
2008年に育成選手として入団した二保投手は2012年7月に支配下登録。その年は2軍で11勝0敗の成績を挙げて最多勝利と最高勝率のタイトルを獲得した。2015年にはプロ入り初勝利を含む6勝をマークしたが、2016年に右肘を痛め、同年4月にトミー・ジョン手術。そこから長いリハビリ生活に入った。公式戦の復帰は2017年6月2日の2軍戦。そして10日、922日ぶりとなる1軍マウンドに上がった。
1軍に登録されたのは7日。仙台での楽天戦でも「ブルペンで肩を作っていた」というが出番はなく、2年半ぶりのヤフオクドームに戻ってきた。二保投手は練習前にマウンド近くに行き、捕手役の石川柊太投手にサインを出してもらって見え方を確認。二保投手の「(ヤフオクドームの)照明の具合とかも変わっているんで」という言葉が、長いブランクを物...