近年は故障に苦しんでいるが…
2018年、獅子が誇る稀代のホームランアーティスト・中村剛也選手が3つの大記録に挑む。
大阪桐蔭高校から2001年ドラフト2位で西武(現・埼玉西武)に入団した中村選手は、4年目の2005年に22本塁打を放ってブレイク。「おかわりくん」の愛称とともに一躍全国区となる。2008年には46本塁打で自身初の本塁打王のタイトルを獲得し、チームの日本一にも大きく貢献したが、それは彼の輝かしいキャリアのまだ序章に過ぎなかった。
翌2009年は打率.285、48本塁打、122打点というキャリアハイの成績で、本塁打王と打点王の2冠。その後も球界を代表するスラッガーとして君臨し続け、通算6度の本塁打王、3度の打点王...