3月3日、ナゴヤ球場で行われた中日と埼玉西武のオープン戦は、投打の歯車がかみ合った埼玉西武が6対0で中日に勝利。オープン戦2連戦の初戦をまずは先取する形となった。
埼玉西武の「1番・指名打者」に座ったのは、この日から実戦復帰となった中村剛也選手。1回表、中日・吉見一起投手の初球、外角高めの直球を捉えると、打球は左翼席に飛び込む先制の「先頭打者本塁打」となった。中村選手は右ふくらはぎ痛で出遅れていたが、今季初実戦で早くも状態の良さを示した。
一方、埼玉西武の先発のマウンドに上がった高橋光成投手は、140km/h後半の直球とスライダー、フォークを織りまぜる投球を披露。初回に振り逃げで走者を許したが、序盤3イニングで4つの三振を奪う盤石の立ち上が...