鷹の最速160キロ左腕に漂う大ブレイクの予感 2016年ドラ2が遂げた変貌

2020.2.14(金) 12:01 Full-Count 福谷佑介
福岡ソフトバンク・古谷優人※写真提供:Full-Count(写真:福谷祐介)

ここまでのキャンプでアピール度が抜群、13日の紅白戦では最速153キロ

 3年ぶりのリーグ優勝、そして、4年連続の日本一を狙う福岡ソフトバンクホークス。例年より早い3月20日の開幕に向けて、宮崎市の生目の杜運動公園でキャンプを行っている。13日には初の紅白戦が行われ、いよいよ生き残りへのサバイバルが本格化する。
 12球団屈指の戦力層を誇る福岡ソフトバンクだが、やはり新戦力の台頭は新たなシーズンに向けて不可欠だ。昨季は周東佑京内野手が育成から支配下を勝ち取り、そしてほぼ1年間を通して足のスペシャリストとして1軍の戦力となった。ドラフト1位ルーキーだった甲斐野央投手も勝利の方程式の一角を担った。
 そのホークスで、今最も台頭を予感させているのが2016年のドラフト2位・古谷優人投手だろう。13日の紅白戦では2イニングを投げてパーフェクト投球。最速153キロを投げ込み、スタンドをどよめかせた。その前に投げたシート打撃でも打者9人をノーヒット。この時の最速は151...

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