新シーズンも多くの助っ人選手が海を渡り、日本球界で新たな第一歩を踏み出そうとしている。しかし、全ての外国籍選手が日本球界に適応し、好成績を残せるわけではない。その点、既に他球団で日本球界での実績を積んでいる助っ人を獲得するほうが、リスクが少ないのは確かだ。
過去には、ホセ・フェルナンデス氏(千葉ロッテ→埼玉西武→楽天→オリックス→埼玉西武→楽天→オリックス)やホセ・オーティズ氏(オリックス→千葉ロッテ→福岡ソフトバンク→埼玉西武)のように、パ・リーグの複数球団を渡り歩いて着実に実績を残してきた、いわゆる“おなじみ”の助っ人選手も存在した。
しかし、近年は各球団が自前で助っ人選手を獲得するケースが増加し、国内チーム間での外国籍選手の移籍は少なくなっていた。ところが、今季は過去数年に比べ、助っ人選手の国内移籍がやや多くなっている。今季、国内の球団からパ・リーグのチームに移籍した外国籍選手は以...